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うつ病の基礎知識

こんな症状に悩んでいませんか?

朝
目覚ましよりも早く目が覚める、からだがだるい、新聞を見る気になれない、着替えるのもおっくう、とにかく元気が出ない
昼
やる気が出ない、続かない、集中できない、簡単なミスがいつまでも気になる、どうすればよいのか判断できない、肩凝りや頭痛がとれない、すぐ疲れる、夕方になると気分がよくなるため残業してしまう、飲みに誘われても行きたくない、気がつけばため息ばかりついている
夜
テレビを見てもつまらない、夕飯のメニューが決まらない、ご飯を食べる気がしない、ベッドに入ってもなかなか眠れない、眠りが浅い

これらの症状には、気分が沈む、興味がわかないなどの精神的な症状と、眠れない、食欲がわかないといった身体的な症状が含まれています。

このような症状があらわれた場合に「うつ病」の疑いがありますが、それが治療を必要とする病気なのか、少し休養すれば良くなる一時的なものなのか、自身で判断することは難しいとされています。

患者さんの多くは、精神的な症状よりも身体的な症状に悩んで、一般内科などを受診します。受診して症状を話せば、「検査してみましょう」となって血液検査や尿検査、X線検査のほか、場合によってはCT検査などの画像検査を行うこともあります。検査で明確に、糖尿病や甲状腺機能亢進症といった身体的な病気が見つかれば、その治療を受けることになります。

しかし、「特に異常は見当たらない」となれば、さらに精密な検査を受けるか、とりあえずは様子を見ることになります。頭痛がひどければ鎮痛剤、眠れない場合は睡眠薬が処方されたりします。

それでも一向によくならないといった場合、一昔前であれば、患者さんも医師も「うつ病」を疑うことはまれでした。2000年代に入ってから「うつ病」に関する情報が新聞・雑誌・テレビなどのマスコミや、インターネットから得られるようになり、「うつ病」への認識が次第に広まっていきました。

どんな病気でも「早期に見つけて治療する=早期診断・早期治療」が原則です。「うつ病」の治療も同様です。特に、重症の「うつ病」患者さんでは、自殺する危険性が高まるため、早急に専門医に診てもらう必要があります。
では、「うつ病」には具体的にどのような症状があるのでしょうか?